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「Disrupted routines」

つかさ

 普段と違うことがしてみたい、と考えるのは人として当然の好奇心だとラハは思った。星を救った英雄である彼女──ヒナナも一人の人間で、一人の冒険者なのだ。自分達と同様かそれ以上の好奇心を持ち合わせている。だから、ヒナナの意見を受け入れて、ラハ自身が持つ悪戯心も相俟って、彼女の願いを叶える為の提案をした。

「じゃあ、目隠ししてヤってみようぜ」

 

 いつも見えている視界を閉ざされ、ヒナナは緊張と期待を覚えた。自然と、体温が上がってしまう。少し艶めいた吐息を零すと、ラハは小さく笑った。

「どうされるんだろうってドキドキしてる?」

「うん……」

「あんたのこと、優しく気持ち良くするから……」

 温かな声色にヒナナは頷く。素直な彼女を愛おしく思いつつ、ラハは桃色の毛に覆われた耳に口付けた。そのまま舌を這わせて、手は豊満な胸に伸ばす。片手では余ってしまうほどたわわな乳房を揉みながら、その感触を楽しんだ。

「ぁっ……ん、はぅ……」

 ヒナナの口から色気のある声が発せられる。それはラハを昂らせ、より刺激してあげたいと思わせる。ヒナナもヒナナで、視界を閉ざされたことにより、いつも以上に快感を得ていた。

 ラハは手で乳房を支えながら、指で頂を擦る。柔らかなそこは、刺激を与えるうちにぷくりと膨れて硬くなり、彼女が気持ちいいと感じていることを示した。

「んっ……ラハ……」

「もう硬くなってる……いつもより早くないか?」

「っ……だって、気持ちいいの……」

 恥ずかしそうに頬を赤く染めて、ヒナナは言う。そんな彼女を可愛らしいと思いながら、ラハはキスをした。

「んっ……」

 唇を吸い、愛おしさを込めて見つめる。目隠しをしている布の向こうにある桃色の瞳が、艶めかしく濡れている気がした。

「かわいい……すげぇかわいい」

 想いだけ端的に伝えるように言って、二度目のキスをする。舌を口内に侵入させ、絡め取った。くちゅり、といやらしい音がして、甘い快感がヒナナの中を駆け巡る。もっとと欲して尻尾を腕に絡ませると、彼はヒナナを抱き締めてキスを繰り返した。

「っあ……んっ……」

 つーっと口端から唾液が零れる。半開きになった彼女の唇を指で撫ぜ、ラハは微笑んだ。

「積極的だな……オレもいつもより興奮してる……」

「ラハ……」

「優しく気持ち良くする、って言ったけど、我慢出来ねぇかも」

 ただ目隠しをしているだけなのに、妖艶さが際立っているヒナナを前にして、彼の熱は衣服を押し上げていた。早く彼女と一つになりたい、彼女の柔らかさを味わいたい。男としての純粋な欲が、一気に強くなっていく。

「平気よ……あなたとなら、大丈夫」

 微笑を口元に浮かべて、ヒナナは心持ちを言葉にした。恋人として、いずれ夫になる人として、相手を信頼しているからこそ言えるものだ。ラハは彼女の愛に大きな優しさを感じ、自分が愛した女性がヒナナで良かったと思った。

「ありがと。じゃあ、続けるな?」

 念の為言葉で伝えてから、ラハは彼女の下半身を隠していたタオルケットを剥ぎ取る。膝と膝をくっつけて、秘部を隠しているヒナナに足を広げるよう指示した。

「うんっ……」

 ヒナナはもじもじと恥じらいながら言われた通りにする。薄い桃色の体毛に守られたそこは、とろとろと愛液を零しているようで、シーツには染みが出来ていた。

「いつもより感じちゃった? ヒナナのここから、いやらしいのいっぱい出てる」

 意地悪く微笑んで、ラハは彼女の秘部に触れる。

「きゃっ……!」

 指が撫ぜただけで淫靡な音を発し、ヒナナは艶めいた息を吐いた。

「すげぇぐちゃぐちゃ……慣らさなくても入っちゃいそうだな」

「っん……ラハ……挿れて、いいよ……? 我慢、出来ないんでしょ?」

 心優しいヒナナに、男を煽るなんていうことは意図的には出来ない。しかし、偶然にも言葉選びやシチュエーションがそうなってしまうことがある。まさにこの瞬間だった。男の欲を刺激して誘うような言い方に、ラハの理性は耐えられず、尻尾は嬉しそうに揺れ動く。とん、と彼女を押し倒し、逃げられないように跨った。

「そんなこと言われたら、我慢なんて出来るわけねぇだろ」

 彼は言葉を返して衣服を脱ぎ捨て、硬くなっているそれを秘部に宛がう。